銀行カードローン|金利で決める時の選び方

カードローンを選ぶ時、一番気になるのは金利ではないでしょうか。「お金を借りるなら少しでも安い利息で借りたい」と誰もが思う事です。カードローンは消費者金融や信販会社、銀行で申込が出来ますが、低い利息で借りるのなら銀行カードローンがおすすめです。

 

銀行は大手銀行や地方銀行、信用金庫などすべての銀行がカードローンを取り扱っていると言っても過言ではありません。銀行は独自の審査基準で金利や限度額を決め、顧客獲得に努力しているので、借りる方としては、多くの銀行から選べるというメリットがあります。

 

目次

 

1.利息の計算方法

カードローンでお金を借りる時は、利息をどれくらい支払う事になるのかを知っておく必要があります。計算方法は簡単な数式で計算できるので、もし知らないという方は知っておいて損はありません。

 

利息の計算式は「(借入残高×金利÷365日)×利用日数=利息」という計算で求められます。

 

たとえば、10万円を金利18.0%で1か月(30日)借りると、利息は
(10万円×18.0%÷365日)×30日=1,479円→1,480円が1か月の利息になります。

 

1-1.返済方法は残高スライドリボルビング方式

カードローンの返済方式は、残高スライトリボルビング方式を取り入れているところがほとんどです。この返済方式は、借入金額の残高にあわせて返済金額が変動します。

 

つまり、返済や追加借入れなどで変化する借入残高に応じて、返済金額が変わっていくというものです。毎月返済額は、キャッシング会社が決めているので毎月返済額はそれ以上の返済をしなければなりません。

 

たとえば、先ほどの例を「プロミス」に当てはめると、「プロミス」の金利は17.8%、毎月返済額は4,000円になります。それを返済シミュレーションで計算すると

 

回数

返済額 元金 利息 残高

1

4,000 2,517 1,483 97,483

2

4,000 2,555 1,445 94,928

3

4,000 2,592 1,408 92,336

4

4,000 2,631 1,369 89,705

5

4,000 2,670 1,330 87,035

30

4,000 3,858 142 5,752

31

4,000 3,915 85 1,837

32

1,864 1,837 27 0

累計

125,864 100,000 25,864 0

 

返済回数は32回(2年8カ月)となり、利息合計は25,864円になります。

 

表からもわかるように、毎月返済額の中から利息を引いた残りが、元金返済に充当されるので、毎月返済額が多くなるほど利息を含めた総返済額が多くなります。

 

返済方法として、繰り上げ返済なども併用し、返済回数を少なくすれば無駄な利息を支払う事がなくなります。

 

2.大手消費者金融の金利はほとんど同じ

大手消費者金融と言われているのが「プロミス」「アコム」「アイフル」「モビット」になります。大手消費者金融の基本スペックは

 

消費者金融 金利(実質年利) 融資限度額
プロミス 4.5%~17.8% 500万円
アコム 3.0%~18.0% 800万円
アイフル 4.5%~18.0% 500万円
モビット 3.0%~18.0% 800万円

 

と、金利面を見ても上限金利がわずか0.2%程度の違いがある事と、「プロミス」と「アイフル」は融資限度額500万円、「アコム」「モビット」は800万円となっていますが、消費者金融は総量規制で「融資限度額は年収の3分の1以内」という制限があるので融資限度額はほとんど影響しません。

 

初回借入時は上限金利が適用されるので金利で決める時は0.2%の違いですが「プロミス」がおすすめです。

 

3.銀行カードローンの金利を比較

銀行カードローンはメガバンクや地方銀行、信用金庫、ネット銀行でカードローンの申込が出来るようになっています。それぞれの銀行カードローンを比較すると

 

銀行カードローン 金利(実質年利) 融資限度額
三井住友銀行カードローン 4.0%~14.5% 500万円
みずほ銀行カードローン 2.0%~14.0% 800万円

三菱東京UFJ銀行カードローン
「バンクイック」

1.8%~14.6% 500万円

スルガ銀行カードローン
「リザーブド・プラン」

3.9%~14.9% 800万円
横浜銀行カードローン 1.9%~14.6% 1,000万円
オリックス銀行カードローン 1.7%~17.8% 800万円

住信SBIネット銀行
MRカードローン

0.99%~14.79%
(優遇金利適用)

1,200万円

イオン銀行カードローン
「BIG」

3.8%~13.8% 800万円
ソニー銀行カードローン 2.5%~13.8% 800万円

というスペックになります。

 

金利は上限金利で比較する必要があるので、住信SBIネット銀行やイオン銀行カードローがおすすめですが、金利外にも即日融資が可能か、専業主婦でも利用できるかなども比較対象になります。

 

3-1.限度額で金利は変わる。

銀行カードローンによってそれぞれの金利の違いがある事が解りますが、上記の表では上限金利と下限金利しか解りません。金利は借入限度額によって変わってくるので、自分がどれくらいのお金を借りたいのかが解れば、その時の金利を調べる必要があります。

 

オリックス銀行と三菱東京UFJ銀行カードローン、三井住友銀行カードローンの金利表は下記のようになります。

 

 

オリックス銀行
カードローン

三菱UFJ銀行
カードローン

三井住友銀行
カードローン

700万~800万円 1.7%~4.8% 4.0%~4.5%
600万円~700万円 3.5%~5.8% 4.5%~5.0%
500万円~600万円 5.0%~6.0%
400万円~500万円

4.5%~8.8%

1.8%~6.1% 6.0%~7.0%
300万円~400万円 6.1%~7.1% 7.0%~8.0%
200万円~300万円

5.0%~12.8%

7.1%~9.6% 8.0%~10.0%
150万円~200万円 9.6%~12.6% 10.0%~12.0%
100万円~150万円 6.0%~14.8%
100万円
100万円未満 12.0%~17.8% 12.6%~14.6% 12.0%~14.5%

 

この表からわかる事は、100万円未満の融資限度額の場合は上限金利が適用され、最大融資限度額の時に下限金利が適用されるので、100万円以下の限度額の場合、三菱東京UFJ銀行カードローンまたは三井住友銀行カードローンがおすすめです。

 

借入希望額を200万円とした時は、三井住友銀行カードローンの10.0%が最も低い金利なので200万円程度の借入は三井住友銀行カードローンを選べばよいのが解ります。

 

4.金利が低くても毎月返済額で総利息が増える事がある。

カードローンを決める時、金利が低いだけで選ぶと利息を含めた総返済額が増える事があります。

 

同じ10万円を三菱東京UFJ銀行カードローンの毎月返済額2,000円と、オリックス銀行カードローンを毎月返済額7,000円とした場合、三菱東京UFJ銀行カードローンの利息総額は54,952円となり、オリックス銀行カードローンの利息総額は13.209円となります。

 

このように適用金利が低くても、毎月返済額によって総返済額が増えてしまう事があります。

 

最低毎月返済額は、金額が少ないので返済が苦になりませんが、結果的に総返済額が増えてしまうというデメリットがあります。総返済額を少なくするには、毎月返済額を増やすか、繰り上げ返済によって返済回数を少なくすれば総返済額を少なくする事が出来ます。

 

そのためには三菱東京UFJ銀行カードローンの毎月返済額のように、無理のない返済を続け、ボーナスや臨時収入で収入が増えた分を繰り上げ返済に充当すれば、返済回数が少なくなり、結果的に総支払額を抑えることが出来ます。

 

5.まとめ

金利を低く借りたいという理由は「出来るだけ無駄な利息を支払いたくない」という事の現れだと言えます。しかし、これまで述べてきたように、金利の比較だけでは無駄な利息を少なくすることはできません。

 

同じ条件なら当然借入利率の少ない方が利息を減らす事が出来ます。

 

しかし、カードローンは金利の比較だけでなく、返済方法や返済回数などによっても大きく変わるので、最初に借入希望額を決め、それから返済シミュレーションを利用して、様々な条件でシミュレートしてみる必要があります。