銀行カードローン返済|損をしない返済方法

銀行カードローンや消費者金融のキャッシングで借入をすると、翌月から毎月返済が始まります。

 

返済方法は「どれを選んでも同じ」と思っている方も少なくありませんが、返済方法によって元金の返済がなかなか進まないとか、利息以外に無駄な経費を支払う事にもなります。

 

どの方法なら損をしないか、効率よく返済できる方法を知ることがポイントです。

 

目次

 

1.返済方法を選ぶ


カードローンは銀行振り込みや自動引落し、ATM返済、店頭窓口ならの返済方法がありますが、銀行振込やATM返済は返済方法によって手数料が必要になることがあるので、手数料無料で利用できる方法を選びましょう。

 

最近はネットキャッシングで借入返済とも出来るところが増えています。

 

ネットキャッシングはインターネットを使ってネットバンクから借入をしたリ、返済したりしてもほとんどが手数料無料な提携銀行があったり、来店不要で利用できるというメリットがあります。

 

1-1.口座振込みを手数料無料で利用する方法


口座振込で返済する場合、気になるのが振込手数料です。提携銀行からの振込なら手数料が無料で利用できる事もありますが、それ以外の銀行の場合は振込手数料が必要になります。

 

ただ、すべての銀行で振込手数料が必要かと言うとそうでもなく、銀行によって回数は違いますが、手数料が無料で利用できる銀行もあります。

 

銀行名 3万円未満 3万円以上 月間無料回数
オリックス銀行 432円 432円 2回
住信SBIネット銀行 154円 154円 1〜15回
大和ネクスト銀行 216円 216円 3回
新生銀行 103~308円 103~308円 1~10回
ソニー銀行 216円 216円 2回

 

振込手数料を無料で利用するには指定口座に口座を作る事も出来ますが、これらの銀行なら手数料が無料で利用できるので、同じ口座を作る必要があるのなら、これらの銀行も対象にしてはどうでしょうか。

 

1-2、ATM返済は手数料を確認する。


ATM返済はローンカードを使って、銀行が提携している銀行ATMやコンビニATMから返済する方法で、ATM返済で注意が必要なのは、消費者金融の返済はATMを利用するとほとんどの場合、1万円以下は108円、1万円以上は216円の利用手数料が発生します。

 

たかが106円と思えますが、返済は1度だけでなく何十回になり、ATM手数料を含めた総返済額が大きくなってしまうので、手数料が気になる方は消費者金融の返済は口座振替や消費者金融のATMを利用する方法を選びましょう。

 

銀行カードローンの場合、提携銀行ATMやコンビニATMを利用してもほとんどが手数料無料で利用できるので問題ありませんが、注意が必要なのは、自分の生活圏内に提携ATMがあるかどうかという事です。

 

会社の行き帰りや買い物途中に提携ATMがあれば、ストレスを感じる事はありませんが、生活圏外になると、返済の為にわざわざ出向かなければならない事になります。

 

銀行カードローンを選ぶ時は、生活圏内に提携ATMがあるかを確認する事が大切です。

 

2.銀行カードローンの返済方式


銀行カードローンの返済方式は、元利均等返済や元金均等返済、分割払い、リボルビング方式の4種類になり、リボルビング方式はさらに「定率リボルビング方式」「定額リボルビング方式」「残高スライドリボルビング方式」に分けられ、その中でさらに別れます。

 

銀行カードローンで最も使われているのが「借入残高スライドリボルビング方式」と言う方法で、楽天銀行やりそな銀行、オリックス銀行、じぶん銀行などがこの方式を採用しています。

 

2-1.借入残高スライドリボルビング方式とは

 

借入残高によって、毎月の返済額が決まる方式で、毎月返済額の中に利息が含まれていて、最初にこの利息分が引かれ、残りが元金返済に充てられるという方式です。

 

借入残高スライドリボルビング方式は、新たな借入をすると、借入残高が増えるので、毎月返済が苦も増える事があります。

 

たとえばオリックス銀行カードローンの場合

借入残高 毎月のご返済額
30万円以下 7,000円
30万円超50万円以下 10,000円
50万円超100万円以下 20,000円
100万円超150万円以下 30,000円
150万円超200万円以下 35,000円
200万円超250万円以下 40,000円
250万円超300万円以下 45,000円
300万円超400万円以下 50,000円
400万円超500万円以下 60,000円
500万円超600万円以下 70,000円
600万円超 80,000円

 

と決まっているので、30万円以下の借入残高の場合、毎月返済額は7,000円になりますが、新たな借入をして50万円までの借入残高になると、毎月返済額は10,000円になります。

 

2-2.利息を減らす返済方法

 

カードローンの返済方法は、借入残高によって決まる「毎月返済」や「一括返済」「繰り上げ返済」があります。

 

最も一般的な返済方法が借入残高によって決められた毎月返済額を返済する方法ですが、この方法は返済額が低めに設定されているので、楽な返済が続けられますが、元金返済が進まず、結果的に利息を含めた総返済額が多くなる返済方法です。

 

たとえば、オリックス銀行カードローンで10万円借りて、毎月返済額を7,000円と10,000円で比較した場合

回数 返済額 元金 利息 残高 返済額 元金 利息 残高
1 7,000 5,517 1,483 94,483 10,000 8,517 1,483 91,483
2 7,000 5,599 1,401 88,884 10,000 8,644 1,356 82,839
3 7,000 5,682 1,318 83,202 10,000 8,772 1,228 74,067
4 7,000 5,766 1,234 77,436 10,000 8,902 1,098 65,165
5 7,000 5,852 1,148 71,584 10,000 9,034 966 56,131
6 7,000 5,939 1,061 65,645 10,000 9,168 832 46,963
7 7,000 6,027 973 59,618 10,000 9,304 696 37,659
8 7,000 6,116 884 53,502 10,000 9,442 558 28,217
9 7,000 6,207 793 47,295 10,000 9,582 418 18,635
10 7,000 6,299 701 40,996 10,000 9,724 276 8,911
11 7,000 6,392 608 34,604 9,043 8,911 132 0
12 7,000 6,487 513 28,117
13 7,000 6,583 417 21,534
14 7,000 6,681 319 14,853
15 7,000 6,780 220 8,073
16 7,000 6,881 119 1,192
17 1,209 1,192 17 0
累計 113,209 100,000 13,209 0 109,043 100,000 9,043 0

 

毎月返済額が7,000円の場合、利息合計は13.209円ですが、毎月返済額を10,000円にすると8.911円の利息合計になり、4,218円安くなります。

 

返済方法にはこのほか、一括返済や繰り上げ返済が有ります。最も利息を低く抑えるには、出来るだけ早い期間で一括返済をするという方法ですが、一括返済で完済する場合は、タイミングが重要になります。

 

仮に無理をして、一括返済で完済しても、翌月にはお金が足りなくなり、改めて借入をしなければならなくなる事にもなりかねないので、一括返済は返済時期を考慮する必要があります。

 

繰り上げ返済は、毎月最低返済額に上乗せして返済する方法で、上乗せした返済額はすべてが元金返済に充当されるので、返済期間が短くなります。

 

普段は毎月返済を続け、お金に余裕が出来た時は繰り上げ返済に回すという返済方法なら、無理のない返済が続けられますし、利息を含めた総返済額を少なくする事が出来ます。

 

すでに低金利の銀行カードローンを利用している方は当てはまりませんが、現在複数の消費者金融で借入をしていたり、金利の高いキャッシング会社で契約をしていたりする場合は「おまとめ」や「借り換え」で低金利のカードローンに借り換えるという方法があります。

 

借入を一つにまとめると、

 

  • 複数ある返済日が1日になりお金の管理が楽になる。
  • 高い金利から低い金利へ借り換えられる。
  • 返済計画の見直しが出来るので、毎月の返済額を減らす事が出来る。
  • 金利が低くなれば、総返済額も少なくできる。

 

特に複数社から借入をし、多重債務になっている方にとって多くのメリットが生まれるので、まずは一本化をおすすめします。

 

3.まとめ


カードローンでお金を借りた場合は「利息以外無駄なお金を使わない」という事が重要になります。そのためにも

 

  1. 借入は、金利の低い銀行カードローンに申込む。
  2. 返済方法は振込手数料が無料の口座を利用する。
  3. 自動引落しは手数料が無料
  4. ATMを利用する時は、手数料が無料のATMを利用する。
  5. 返済は繰り上げ返済などを併用し、出来るだけ短期間で完済する。

 

という事を心がけて利用すれば、無駄な経費が省けます。