フリーローンのメリット・デメリット

銀行の金融商品の中にフリーローン(多目的ローン)とカードローンが用意されています。
基本的にどちらのローンも、利用目的が事業性を伴わないものや、投機性資金以外の目的なら何に使っても良いという金融商品です。

 

どちらも使い道は自由という事で同じですが、同じ銀行内の商品でも金利や融資限度額、利用条件などに違いがあるので、どちらを利用するかは両者を比較して、自分の利用目的に応じて決める必要があります。

 

目次

 

1.フリーローンとカードローン利用するならどっちがお得?

フリーローンは目的ローンのように使い道を決める必要がなく、投機性や事業性を伴わなければ何にでも利用できる商品で、主な特徴としてフリーローンは契約すると一度にお金が振り込まれ、あとは返済を続けるだけになります。

 

追加融資をする場合は改めて申込から始める必要があります。

 

カードローンは、フリーローンと同じで、目的は何に使ってもよく、契約で限度額が決まると、その範囲内なら何度でもお金が借りられるので、追加融資を改めて申込む必要はありません。
それ以外の金利や限度額なども含めて、フリーローンとカードローンの違いを、表にしてみました

 

1.1.大手銀行を比較する。

ほとんどの銀行の金融商品としてフリーローン、カードローン共に用意されているので、
代表的な、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行のフリーローンとカードローンを比較してみました。

 

三井住友銀行 フリーローン(無担保型) カードローン(無担保型)
金利(年) 変動金利5.975% 4.0%~14.5%
融資限度額 10万円以上300万円まで 最大800万円まで
申込できる方

・申込時満20歳以上、満65歳以下の方
・前年度税込年収が200万円以上で現在安定した収入のある方
・当行指定の保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる方
・ご契約時に当行(ローン契約機)に来店できる方
・日本国内在住の方
※(年金収入のみの方はご利用いただけません)

・申込時満20歳以上満69歳以下の方
・原則安定したご収入のある方
・三井住友銀行指定の保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証を受けられる方
※申込は本人に限ります。

返済期間 1年以上10年以内 5年毎の自動更新
担保・保証人 不要 不要

 

三菱東京UFJ銀行 ネットDE多目的ローン カードローン(バンクイック)
金利(年) 変動金利5.475% 1.8%%~14.6%
融資限度額 50万円以上300万円まで 最大500万円まで
申込できる方

・申込時の年齢が満20歳以上、完済時に満70歳の誕生日までの方
・保証会社(㈱ジャックス)の保証を受けられる方。
・前年度の税込年収(事業所得の方は申告所得)が200万円以上の方。
・勤続年数が1年以上の方。
・パソコンのEメールアドレスをお持ちのお客さま。
※携帯電話のEメールアドレスではお申し込みいただけません。
・永住許可を受けている外国の方。
※年金収入のみの方は対象外です。

・年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人の方で、保証会社(アコム㈱)の保証を受けられるお客さま。
・原則安定した収入があるお客さま。
※外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。

返済期間 6ヵ月以上10年以内 1年(審査のうえ自動更新)
担保・保証人 不要 不要

 

みずほ銀行 多目的ローン カードローン
金利(年) 変動金利5.475% 2.0%~14.0%
融資限度額 10万円以上300万円まで 最大800万円まで
申込できる方

・借入時の年齢が満 20 歳以上満 66 歳未満で、最終ご返済時年齢が満 71 歳未満の方
・勤続年数(自営の方は営業年数)2 年以上の方
・前年度税込年収(個人事業主の方は申告所得)が 200 万円以上で安定かつ継続した収入の見込める方
・保証会社の保証を受けられる方

・契約時の年齢が満 20 歳以上満 66 歳未満の方
・安定かつ継続した収入の見込める方
・保証会社の保証を受けられる方
※ 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。
※ 審査の結果によってはご利用いただけない場合がございます。

返済期間 6ヵ月以上7年以内 1年(審査のうえ自動更新)
担保・保証人 不要 不要

 

1-2.金利を比較する。

金利を比較する場合は同条件に揃える必要があるので、単純にこの表の金利で比較する事は出来ません。

 

たとえば、三井住友銀行のフリーローンは融資限度額が300万円で金利は5.975%となっています。
カードローンで300万円の融資限度額の場合、200万円超~300万円以下の金利は8.0%~10.0%なので、最低金利8.0%と比べても2.025%低くなります。

 

同様に三菱東京UFJ銀行で300万円かりた場合の金利はネットDE多目的ローンは5.475%、バンクイックは7.6%、みずほ銀行で300万の金利は不利ローンなら6.875%、カードローンは9.0%となるので、いずれにしてもフリーローンの方が利息は少ないので、利息を安く借りたい方はフリーローンがおすすめです。

 

1-3.融資限度額を比較する。

融資限度額については、3行ともカードローンの方が限度額は高くなっているので、高額融資を希望する場合は、カードローンがおすすめです。

 

ただ、同じ銀行内のフリーローンとカードローンの比較をしましたが、カードローンを利用する場合は同じ限度額で他行との比較をする必要があります。

 

三井住友銀行とみずほ銀行は融資限度額800万円、三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」は限度額500万円なので、500万円を借りた時を考えて比較する必要があります。

 

三井住友銀行カードローンで500万円を借りた時の金利は6.0%、みずほ銀行カードローンで500万円借りた時の金利は6.0%、三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」は1.8%となっているので、カードローンは三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」がおすすめです。

 

ただし、「バンクイック」は融資限度額が500万円なので、それ以上の借入を希望する場合「バンクイック」以外から選ぶ必要があります。

 

このように最大融資限度額だけの比較でなくても、自分が借りたい借入希望額によってそれぞれのローンや銀行同士を比較する事が重要になります。

 

1-4.利用条件を比較する。

カードローンの利用条件は、ほとんどの場合同じで基本的に

  • 満年齢20歳以上69歳までの安定した収入がある方
  • 保証会社の保証が受けられる方

となっており、安定した収入があれば、正規雇用の社員だけでなく、パートやアルバイト、派遣社員や自営業の方も利用できます。

 

フリーローンの場合は、上記利用条件以外に勤続年数や年収による制限がある場合や、利用目的がフリーでありながら、利用目的やそのための見積書や契約書が必要な事もあるので、条件的にはカードローンの方が、手軽に申込できます。

 

2.フリーローンのメリット・デメリット

フリーローンのメリットは、何にでも利用できるという事はカードローンも同じですが、何と言っても金利の低さで、カードローンと比較すると半分以下という金融機関も少なくありません。

 

また、借りたお金は一度に振り込まれ、後はそのお金の返済を続けるだけなので、必要以上にお金を借りたくないという方にとってメリットですし、新たな借入が出来ないので、完済するまでの期間が短くなります。

 

フリーローンのデメリットとなるのは、人によってはメリットにもなる、追加融資は新たな申込が必要という事です。ちょっとした出費があり、一時的に再度お金を借りたい、と思っても新たな申込みが必要で、審査を通り、契約をしなければ借りることはできません。

 

カードローンのようにATMにカードを入れたら即座に借りられる事や、申込をすればすぐに口座へ振込をして貰えるという事はありません。

 

カードローンは即日融資に対応している銀行もありますが、フリーローンで即日融資が可能な銀行はなく、融資実行までに1週間以上かかる金融機関がほとんどです。審査結果が出るまで数日が必要ですし、審査結果が解っても書類のやり取りが郵送になるところがほとんどなので、融資まで早くて1週間~2週間考えと考えておく必要があります。

 

「今日、明日中にお金が必要」という人はカードローンがおすすめです。

 

3.まとめ

フリーローンとカードローンを比較すると、

比較項目 フリーローン カードローン
金利

 

融資限度額

 

利用条件

 

審査スピード

 

追加融資

 

利便性

 

というようになります。

 

まとめとして、フリーローンを利用する方は

  • 急いでお金を用意する必要がない。
  • 長期返済の予定をしているので、金利は出来るだけ少なく借りたい。
  • 融資は1度だけでよく、追加融資は必要ない

という方におすすめです。